日本製へのこだわり

ゴム素材はやはり、Made In Japan

当店のゴムシートは日本製

当店が国内優良メーカーのゴムシートにこだわる理由

当店の親会社は、50年にわたりゴムシートの加工業を営んでいます。 その間、国内のゴムシートの品質、特性、技術革新を目の当りにしてきました。 だからこそ言えるのですが、国内で名の通ったメーカー製のゴムシートは、間違いなく世界トップレベルの品質です。
しかし、海外製(主に大陸製)はまだ品質が悪く、年々品質に対しての要求が厳しくなるゴム加工業者としては利用することが出来ません。 なぜなら品質の悪い素材を用いる事による加工の手間、また出来上がった加工品に対する信頼の失墜を考えると、おのずと選択肢は「国内一流メーカー製」にたどりつきます。

ちょっとまって!あなたが手に入れようとしているそのゴムは日本製!?

ゴムを扱うサイトは多々ありますが、中には品質の低い海外製のゴムシートを「一流メーカー製が激安」と謳っているところもあるようです。 「品質が低い輸入品=価格が安い」ので激安でもなんでもないのですが、具体的に、安価で輸入される海外製ゴムシートと国内優良メーカーのゴムシートの品質の差を説明すると以下のようになります。

表面状態が平滑ではない。
海外製のシートはゴム表面に「あばた」と呼ばれるザラザラした部分がいたるところにあります。
これは手で触るまでもなく、見た目でもすぐわかります。
海外製シート表面日本製ゴムシートとの比較

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厚みにバラつきがある。
海外製のゴムシートは厚み精度が低く、バラつきがあります。 ゴムシートには「厚みの寸法公差」というものがあって、例えば日本製のゴムシートなら、厚み5mmなら±0.4mmという規格値がありますが、海外製ゴムシートはそのような寸法公差に則っていない為かなりいいかげんです。
また、製造工程にも不安があり、取り寄せたサンプルでは断面に圧力不足とみられる「ス」(すき間)が発生していました。
海外製シート断面日本製ゴムシート断面

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ゴムの臭いが強烈。
国内メーカー品でもゴム特有の臭いはしますが、海外ゴムシートは、ゴムの臭いというより薬品臭が強烈です。
国内のゴムシートはRoHS指令(後述)に対応して製造されていますが、海外製ゴムシート(特によく流通されている大陸系)は有害物質を含んでいる可能性があります。
特にゴムシートを加工されて二次販売される方は注意が必要ですが、DIYなどで個人使用する場合でも、その強烈な薬品臭はお勧めできるレベルのものではありません。

 

海外製ゴムシートと日本製ゴムシートの見分け方

ゴムを手にとってみればすぐわかるのですが、通販などでは商品写真だけなので、扱っている商品が国内産なのか海外製なのかが分かりにくいのが実情です。
ここでは販売されているゴムシートが日本製か海外製かを見分けるポイントをご紹介いたします。

国内産、もしくは日本製と明記されているか。
「一流メーカー」等の抽象的な表記だけの場合は要注意。
低価格だけを売りにしていないか?
必要なのは「安い」だけではなく、価格に対するモノの品質です。
ゴムシートに対してメーカーの品質証明書(検査成績書)が出せるか?
国産のゴムシートの原反には一本ずつロットナンバーが振られており、生産時に検査されます。 よってロットナンバーごとの検査成績書が出せるのですが、海外製はロットナンバーが振られていない場合が多く、検査成績書が出せないことが多いでしょう。 極端な話、初回だけ検査しその後品質を落とされても消費者はわかりません。

※当店では検査成績書をメーカーから取り寄せることができます。お求めは検査成績書販売ページ

買おうとしているゴムシートに不安を覚えたら迷わず販売元に問い合わせてみましょう。
明確な回答がなければ注意が必要です。

ゴムショップドットコムがお届けするゴムシートは日本大手メーカー製!
安心してお求めいただけます。

RoHS指令とは

RoHS(ローズ)指令は、電子・電気機器における特定有害物質の使用を制限する、欧州連合(EU)による指令です。
通常、電子・電気機器内部にはゴム製品が使われていることが多く、日本メーカー製のゴムシートはRoHS指令に対応しています.
RoHS指令については経済産業省の欧州WEEE指令及びRoHS指令についてをご覧ください。